日記
2023-07-25 10:00:00
MIX4日目→コンプレッサーについて
コンプレッションは、音のダイナミクス(音量の変動)を制御するための重要なツールです。
それは音楽の一部が他の部分よりもはるかに大きすぎるとき、または小さすぎるときに用います。
例えば、ドラムスの一部が他の部分よりも大きすぎると、リスナーはミックスの他の部分を聞き取ることができなくなる可能性があります。
コンプレッサーを使って、これらの大きな音を抑制し、ミックス全体のバランスを改善することができます。
コンプレッサーには四つの基本的なパラメータがあります。
スレッショルド、レシオ、アタックタイム、リリースタイムです。
1. スレッショルド
コンプレッションが発生する音量レベルを設定します。スレッショルドを超えると、音はコンプレッションされます。
2. レシオ
スレッショルドを超えた音量がどの程度減少するかを設定します。例えば、3:1のレシオでは、スレッショルドを3dB超えた部分が1dBに抑えられます。
3. アタックタイム
音がスレッショルドを超えたときにコンプレッションが開始されるまでの時間を設定します。短いアタックタイムは音を急速に抑え、長いアタックタイムは音を徐々に抑えます。
4. リリースタイム
音がスレッショルド以下に戻った後、コンプレッサーが解除されるまでの時間を設定します。
これらの設定を調整して、どの程度のコンプレッションを行うか、どの速度でコンプレッションを行うかを制御します。
適切なコンプレッションは、音楽のダイナミクスを制御しつつ、音楽のエネルギーと生活感を保つことができます。
コンプレッションは強力なツールですが、使いすぎると音楽が平坦で生命力を失う可能性があるため、注意深く使用する必要があります。